2014年10月28日火曜日

TOEIC形式の試験に見る日本人の苦手意識

今日は少しスペイン語とは離れた話題になります

先日現在私が英語教育に携わっているお教室でTOEIC児童版の模擬試験が行われました。通常使用しているテキストよりレベル分けを行い、該当するレベルの問題を解いてもらいます。 試験のイメージとしては、大人が受験するTOEICのヒアリングの部分を踏襲したかたちを想像してもらえるといいかな?

最年少で3歳のお子さんがトライされていて、やはり試験を解くということ、CDの音声のスピード感についていくという部分は難しそうでした。

そして肝心な子供たちの試験を解答してみた結果はというと・・・下記のような共通点が出てきました。

・語彙の不足
・とっさの判断力・推測力の不足
・試験の経験値

どれも克服するのは難しそうに見えるのですが、どの段階で上記のことに気付くか、そしてトレーニングを始めるかによると思います。最初は大変だけれども、先生、親御さんさんの協力のもとに早くから頑張ることによって、うしろが楽になり、語学学習が楽しく、有意義なものになっていきます。

またこういったものを与える側にとっての注意点もありました。お子さんの性格や、年齢によってこういった試験を受けることにより、恐怖心、苦手意識だけが先行してしまうことがあります。 それがきっかけで外国語がきらい、お教室がきらいとなっては、入り口をただ塞いでしまうだけになってしまいますね。もちろん将来的に役立つものを与えなくてはいけないのですが、それ以上に外国語を使う意義、楽しさを無理なく育んでゆく方法でアプローチしなければいけません。外国語を学ばなければいけない私たち日本人にとっての「良き入り口」との出会いは大切ですね。


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